近年ではムダ毛処理はエチケットと考えられており、男女を問わず、全身のさまざまな部位に対する医療レーザー脱毛を希望される方が多くなってきました。当院では、肌への負担を最小限に抑えた蓄熱式脱毛と、パワフルで即効性の高い熱破壊式脱毛の併用が可能な最新機器を使用することで、安全かつ痛みが少なく、効果的な施術を行うことが可能です。また、気になるワキ汗に対しては、低侵襲かつコストパフォーマンスの高い施術として、ボトックス®をはじめとしたボツリヌストキシン製剤の注射をおすすめしております。
医療レーザー脱毛
肌にやさしい永久脱毛
毛根や毛には、黒色のメラニン色素が多く含まれています。剃った毛に対して、特定の波長のレーザーを照射すると、メラニン色素において光エネルギーが熱エネルギーに変換されて超高熱になります。その結果として、毛根やその周囲も急速に加熱され、細胞破壊により、発毛機能が永久に失われます。このようなレーザー照射を一定期間あけて繰り返し行うことで、永久脱毛が可能となります。医療機関で脱毛を行うメリットとして、医療用の高出力の機器を用いるため、少ない回数で終了することや、医師の監督のもとで看護師が施術を行う、医療行為であるが故の高い信頼性が挙げられます。
当院採用機器
VENUS VELOCITY
世界60か国以上で多くのシェアを持つ、カナダのVENUS CONCEPT社の医療レーザー脱毛器(イスラエル製)です。マイルドなレーザーを高速で連続照射することで、皮膚へのダメージと痛みを抑えることが可能な「蓄熱式脱毛」と、パワフルなレーザーを単発で照射し、高い脱毛効果を実現する「熱破壊式脱毛」の両方に対応した、ハイブリッド型の最新現行機種です。二つのモードを使い分けることで、それぞれのメリットを活かした施術が可能となります。皮膚との接触面の優れた冷却機構により、照射時の痛みとやけどのリスクを低減するほか、大型のレーザー照射スポットが、施術時間の短縮を実現しています。
安全で効果的な施術のために
施術部位や肌質・毛質に合わせて、蓄熱式モードと熱破壊式モードを併用し、レーザー光の熱量・照射エリア・照射回数を細かく調整することで、高い脱毛効果を維持した上で、肌への負担を極力減らした施術を行います。必要な部分に正確に、決められた回数を過不足なく照射する高度な施術技術が、照射過多によるやけどや、照射不良による再発毛を防ぎます。さらに施術後の肌のケアのために、必要に応じて外用薬などの処方を行います。
当施術により、術中・術後の痛み、赤み、腫れ、やけど、かさぶた、術後感染による毛嚢炎、一時的な増毛などが生じる場合があります。当院では施術前にすべてのリスクに関する説明を十分に行い、患者様の文書による同意の上での診療を行っております。
多汗症注射
注射による脇汗対策
多汗症に対する治療として、A型ボツリヌストキシン製剤を、発汗が気になる部分に注射する方法があります。この薬剤は、エクリン汗腺に発汗を促す神経伝達物質である、アセチルコリンを阻害することより、3~6カ月の期間にわたり、注射した部分の汗を強力に抑制します。短時間の施術で高い効果が期待でき、即効性もあるため、脇汗に伴う汗ジミやニオイにお悩みの方にお勧めできる治療法です。
当院使用薬剤
ボトックス®
(医薬品承認番号:22100AMX00489)
最も有名で実績のあるA型ボツリヌストキシン製剤で、医薬品医療機器法において、重度の脇汗に対する治療承認を得ている国内正規医薬品です。安全性と信頼性を重視する方にも、安心しておすすめできます。
ボツラックス®
韓国製のボトックス®のジェネリック医薬品となります。KFDA(韓国食品医薬品安全庁)の承認薬であり安全性に問題はありませんが、日本では未承認薬となります。コストパフォーマンスが高いのが魅力です。
当施術により、術中・術後の痛みや腫れ、皮下出血、術後の皮膚感染、注射による神経損傷、薬剤による蕁麻疹・アナフィラキシーなどが生じる場合があります。当院では施術前にすべてのリスクに関する説明を十分に行い、患者様の文書による同意の上での診療を行っております。
- 当施術にて使用するボトックス®は、医薬品医療機器法承認の国内正規医薬品ですが、腋下多汗症に対する承認は症状が重度な場合に限られますので、当ページに記載のメニューはすべて自由診療となるほか、有害事象が生じたとしても、医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の救済対象にならない可能性があります。
- 当施術にて使用するボツラックス®は、日本における医薬品医療機器法上の未承認医薬品となり、ヒューゲル社より、医師が個人輸入したものです。同一の効能を有する他の国内承認医薬品等として、アラガン社のボトックスビスタ®や、グラクソ・スミスクライン社のボトックス®が挙げられます。ボツラックス®は韓国KFDA(食品医薬品安全庁)の認可を受けており、日本国内および諸外国において、当医薬品に起因した有害事象の報告は、ボトックス®に準じたものとなるため、当ページからリンクされているボトックス®の添付文書をご覧ください。なお、未承認医薬品の使用に伴う有害事象は、医薬品副作用被害救済制度・生物由来製品感染等被害救済制度の救済の対象にはならないことをご了承ください。
美容医療における
注意点とリスク
診療科
アレルギー科
診療時間
土・日:10:00-14:30
診療終了時間の30分前に受付終了
休診日
住所
東京都千代田区外神田 6-14-2
サカイ末広ビル7階