医療レーザー脱毛

肌が弱い方にも安心の
ハイクオリティな施術により、永久脱毛を実現

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ゆき

美容皮膚科に興味津々の患者さん。本日はカウンセリングに来てくださいました。わからないことは納得いくまで質問攻めにしちゃうタイプです。

ドクターつき

現役皮膚科医。その昔は美容外科でメスを握っていたらしい。ふだんは冷静だけど、語らせると実は熱すぎる先生のようです。

ナースはな

内科も皮膚科もなんでもこなす万能ナース。でも実は、美容皮膚科が一番好き。施術はするのもされるのも超ベテランだそうです。

はな
ナースはな
本日は医療レーザー脱毛についてご説明いたします。なんでも聞いてくださいね。
ゆき
ゆき
楽しみにしていました。
つき
ドクターつき
こんにちは。よろしくお願いします。
ゆき
ゆき
よろしくお願いします。さっそくですが、そもそも、レーザーで毛が抜けるしくみがわからないんですけど。
はな
ナースはな
では先生から説明してもらいましょう。
つき
ドクターつき
たしかに不思議ですよね。では、ゆきさん。いきなり質問で恐縮なのですが、炎天下では、黒い服と白い服のどちらを選びますか?
ゆき
ゆき
当然白い服です。黒い服なんか暑くて着ていられないです。
つき
ドクターつき
ですよね。私のクルマも黒色ですが、夏なんか暑くて表面が触れない温度になります。この理由は、黒いものは、白いものと比較して、光が当たった際に発熱する性質が強いからです。
ゆき
ゆき
黒いものに光が当たると発熱しやすいんですね。感覚的にわかります。
つき
ドクターつき
すこし難しくいうと、光エネルギーが熱エネルギーに変換される際に、黒いものは、白いものと比較して、その変換効率が良いということです。
ゆき
ゆき
なるほど。でも、それと脱毛になんの関係が?
つき
ドクターつき
実は大ありなんです。人体の表面から見える部分における「黒さ」というのは、そこに黒いメラニン色素が存在しているからです。日本人の毛は黒く、肌は白い。これは毛にはメラニン色素が多く含まれ、肌には少ないということです。
ゆき
ゆき
メラニン色素。聞いたことあります。しみの原因ですよね。
つき
ドクターつき
その通りです。肌に部分的にメラニン色素が多く集まってしまった状態がしみ、ということです。メラニン色素っていうのは真っ黒くろです。この色素に、特定の波長のレーザーを当てると、黒いから一瞬で高温になり、ばらばらに破壊されてしまいます。
ゆき
ゆき
黒いから、光が熱に変わりやすいということですね。
つき
ドクターつき
はい。ではこのレーザーを、綺麗に剃った毛に照射してみます。毛の中にはメラニン色素がたくさんあるので、毛全体が加熱されていきます。特に毛根はメラニン色素が多いため、超高熱になります。
ゆき
ゆき
なるほど。毛根が壊れちゃうんだ。
つき
ドクターつき
そうです。毛根の細胞、さらには毛根周囲の細胞にまで、熱により強いダメージが加えられ、以後そこからは毛が生えてくることはないでしょう。毛穴が壊れちゃったってことです。これがレーザー脱毛のメカニズムです。
ゆき
ゆき
でも、肌への影響はないんですか?
つき
ドクターつき
はい。肌は毛と比較してメラニン色素の量が圧倒的に少ないため、レーザーは毛に対してのみ作用し、肌には影響を与えません。光は白いものは発熱させづらい性質のおかげです。
ゆき
ゆき
そうか。肌が白く、毛が黒いからレーザー脱毛は成立するんですね。なら、白髪だとどうなるんですか?
つき
ドクターつき
はい。白髪にはレーザーはまったく効きません。メラニン色素がほとんどないので。
ゆき
ゆき
もしかして、黒人の人もレーザー脱毛はできないんですか?
つき
ドクターつき
その通りです。肌にメラニン色素が多い場合、肌も発熱してやけどになってしまいます。同様の理由から、ほくろのようなメラニン色素が多い場所にも、レーザーを当てることはできません。
ゆき
ゆき
なるほど。
つき
ドクターつき
では、こちらをご覧になってください。

レーザー脱毛の原理

毛根や毛には、黒色のメラニン色素が多く含まれています。剃った毛に対して、特定の波長のレーザーを照射すると、メラニン色素において光エネルギーが熱エネルギーに変換されて超高熱になります。その結果として、毛根やその周囲も急速に加熱され、細胞破壊により、発毛機能が永久に失われます。

ゆき
ゆき
特定の波長のレーザーって、具体的にどういうものなんですか?
つき
ドクターつき
脱毛に使われるレーザーの種類としては主に、アレキサンドライト、ダイオード、ヤグの3種類があります。美容医療に興味がある方なら、どれも聞いたことはあるかもしれません。
ゆき
ゆき
確かに聞いたことある。でもカタカナの羅列ばかりで、違いがわかりません。
つき
ドクターつき
これらのレーザーはすべて、カタカナの名前がついていますが、単に光線の波長が異なるだけです。中間となるダイオードの波長は約800nmです。アレキサンドライトは、755nmで、ダイオードより波長が短い。ヤグは1064nmで、ダイオードより波長が長い。ただそれだけの話です。
ゆき
ゆき
単に波長のことをカッコよく言っているだけなんですね。ところで、波長ってなんのことですか?
つき
ドクターつき
光を波として考えたときの、一つの波の幅のことです。簡単に言えば、光の色のことです。800nmといえば、赤を超えて赤外線のエリアになるため、人間の目には見えません。
ゆき
ゆき
波長が異なると、何が違うんですか?
つき
ドクターつき
レーザーが作用する深さと、メラニン色素への吸収率が異なります。ただしそれぞれに利点と欠点があり、肌質との相性も存在するため、脱毛を目的とした場合には、中間的な波長のダイオードが広く用いられています。当院の脱毛もダイオードレーザーによるものです。
ゆき
ゆき
ダイオードレーザーが中間ということですね。なるほど。
つき
ドクターつき
アレキサンドライトやヤグは、しみ取りなどでもよく使われる波長のレーザーですので覚えておいても良いかもしれません。
ゆき
ゆき
わかりました。
ゆき
ゆき
ところで、私は永久脱毛が希望なんです。やはり、何回も通わないといけないんですか?
つき
ドクターつき
はい。ある程度の回数は必要になります。方法によって回数は異なりますが。
ゆき
ゆき
たとえば、すごく強力なレーザーを当てたら、1回で永久脱毛になりませんか?
つき
ドクターつき
残念ながら1回では絶対に無理です。なぜなら毛にも成長と世代交代があるからです。
ゆき
ゆき
そうなんですか?
つき
ドクターつき
一つの毛穴を観察してみると、まず赤ちゃんの毛が生まれ、それが成長して、お年寄りになって、いずれは抜け落ちる。そしてまた赤ちゃんが生まれる。これを毛周期(ヘアサイクル)といいます。詳細はこちらをご覧ください。

すべての毛には成長期→退行期→休止期という毛周期(ヘアサイクル)があり、成長期にある毛のみがレーザーに反応します。そのため、一定期間をあけて繰り返し照射を行うことにより、永久脱毛を実現します。

ゆき
ゆき
なるほど。このイラストを見ると、レーザーの効果があるのは、成長期の毛だけなんですね。
つき
ドクターつき
はい。たくさんの毛が揃って生えているように見えても、毛周期のどの位置にいるかまでは揃っていません。成長期のものもあれば、退行期のものもあります。休止期でたまたま抜けている場合もあります。
ゆき
ゆき
そこにレーザーを当てても、一部の成長期の毛にしか効果はないんですね。
つき
ドクターつき
でも、少し時間を開けてからまた照射すれば、その時点で成長期になっている毛に対しては効果がある。これを繰り返す必要があるから、永久脱毛には回数が必要となるのです。
ゆき
ゆき
レーザーを当てる回数を重ねて、毛根を少しずつ壊していくからだと思っていました。
つき
ドクターつき
私たちが医療脱毛で使用する高出力の機器の場合、成長期の毛の毛根であれば、1回の照射で十分に破壊できます。しかし、それでも一気にすべての毛を脱毛することは不可能で、毛周期が進むのを待つ時間が必要になります。
ゆき
ゆき
なるほど。慌てて短時間で行うのは無理だということがわかりました。
ゆき
ゆき
脱毛ってエステでもやってるじゃないですか。医療脱毛とエステ脱毛って、何が違うんですか?
はな
ナースはな
エステで使う機器と、医療機関で使う機器は、毛根を光線で破壊するという仕組みは同じですけど、光の出力、つまり強さが異なるんです。
ゆき
ゆき
医療脱毛のほうがハイパワーだってことですか?
はな
ナースはな
そうです。医療脱毛とは、医療機関において、国家資格を持つ医師と看護師だけが扱うことが許された、レーザー機器を用いて脱毛を行っている、ということです。エステでレーザー機器を使うことは許されていません。レーザーは高出力なので、脱毛効果は高いのですが、扱いを間違えるとやけどなどのリスクがあるからです。
ゆき
ゆき
よく切れる包丁を使いこなすのは、腕の立つ料理人って感じですか?
はな
ナースはな
いい例えですね。ありがとうございます。
ゆき
ゆき
でも何かあったとき、お医者さんがいるのはやはり安心です。
はな
ナースはな
当院では施術のあとの肌の状態に応じて、薬を処方することもあるんですよ。
ゆき
ゆき
それはありがたいですね。
はな
ナースはな
医療レーザー脱毛のメリットをこちらにまとめておきました。

医療レーザー脱毛の
メリット

医療機関で脱毛を行うメリットとして、医療用の高出力の機器を用いるため、少ない回数で終了することや、医師の監督のもとで看護師が施術を行う、医療行為であるが故の高い信頼性が挙げられます。術後の炎症や感染の予防のため、医薬品の処方が可能であることも安心なポイントです。当院の場合は、通常診療における多くの皮膚科の臨床経験を十分に活用し、術中・術後のあらゆるトラブルを未然に防ぐよう、最大限の配慮を行っております。

ゆき
ゆき
先生。エステでは永久脱毛はできない、と言うのは本当ですか?
つき
ドクターつき
できない、というよりも、「毛根およびその周囲の組織を破壊する行為は、医療行為に該当するため、医療機関ではないエステサロンでは行ってはならない」という内容の厚生労働省の通達があるんですよ。破壊をしてはいけないとなると、永久脱毛にはならないはずです。
ゆき
ゆき
はあ。規則の話ですか?
つき
ドクターつき
医師法にかかわる法律の話ですね。要は、エステでは永久脱毛を行ってはならない。およびそれを宣伝してもいけない、というのが実情だと思います。
ゆき
ゆき
なるほど。
つき
ドクターつき
私たちが行う「医療脱毛」は、先ほどお話したとおり、1回の照射で十分に毛根を破壊することが可能な機器を使用します。そのような照射を一定間隔で繰り返せば、さほど回数を重ねなくても永久脱毛になります。
ゆき
ゆき
ハイパワーが売りですもんね。
つき
ドクターつき
エステで行う「エステ脱毛=光脱毛」は、あくまで減毛や除毛、つまり一時的に毛を減らすことを目的としているはずで、毛根を破壊するまでには至らない場合もあります。永久脱毛は絶対にできないとまでは言いませんが、回数はかなり必要になる可能性が高いと言えます。
ゆき
ゆき
なんかはっきり言いませんね。
つき
ドクターつき
法律が絡んでおりますので(笑)
ゆき
ゆき
実際に施術を行う看護師さんはどうお考えですか?
はな
ナースはな
個人的な見解をお伝えしますと、医療脱毛とエステ脱毛のどちらも、脱毛にかかわる施術に関しては、術者の技術がもっとも重要だと思っています。脱毛用の光線は、出力が強すぎればやけどをしますし、照射が不均一であれば、当然ながら毛は残ります。
ゆき
ゆき
機械よりも、腕はもっと大事だということですか。
はな
ナースはな
はい。エステにも優れた技術を持つ施術者はたくさんいると思いますし、そのような方が行った施術であれば、十分な効果が得られるはずです。逆に、医療脱毛だとしても、術者の技術が未熟なら、満足いく効果は得られないはずです。
ゆき
ゆき
医療脱毛ってエステ脱毛からすると、やはり高額ですよね。
つき
ドクターつき
高価な医療機器で有資格者が施術を行うため、エステ脱毛と比較すると、当然ながらコストは高くなってしまいます。
ゆき
ゆき
頑張って医療脱毛にしようと思っても、やはりコスト重視で選んじゃいがちです。
つき
ドクターつき
施術というのは人間が行う作業ですので、医療脱毛といえども、技術の優劣は必ず存在します。あとから後悔しないように、コストだけではなく、施術のクオリティも考慮して検討していただければと思います。
ゆき
ゆき
よくわかりました。
ゆき
ゆき
ところで、このクリニックでは全身のすべての脱毛を行っているのですか?
つき
ドクターつき
こちらをご覧ください。

対象とする部位

  • 女性:全身(VIOも含む)
  • 男性:全身(ひげも含む・VIOは除く)
ゆき
ゆき
男性のVIO以外全身すべてということですか。
つき
ドクターつき
そういうことになります。
ゆき
ゆき
男性のVIOを行う予定はないのですか?
つき
ドクターつき
現時点では行っておりませんが、時代の流れによりエチケットとして必須になるようなら、検討いたします。
ゆき
ゆき
なるほど。私はすべすべの永久脱毛を目指しているんですけど、実際何回の施術が必要ですか?当たり前ですけど、回数が少ない方が費用の面でも助かります。
つき
ドクターつき
わかりました。では以下をご覧ください。

おすすめの
施術回数と頻度

  • 永久脱毛のためには6回~10回(個人差あり)
  • 施術間隔1.5~2ヵ月
ゆき
ゆき
6回から10回って、結構幅がありますね。どちらなんですか?
つき
ドクターつき
こればかりは個人差があります。一つ確実に言えることは、最低6回は必要です。永久脱毛に必要な回数には、毛の色・太さ・密度・毛周期のサイクルの時間、肌の色調、性別などによって大きく異なります。10回行えば、ほとんどの方が満足していただけるとは思いますが、それ以上の回数が必要となる方もおられます。開始する前から必要な回数を断言することは非常に難しいです。
ゆき
ゆき
脱毛する前の毛の状態を見てもわかりませんか?
つき
ドクターつき
レーザーへの反応は個人差が大きいため、開始後の効果を見ないことにはわかりません。
ゆき
ゆき
看護師さんはどう考えますか?
はな
ナースはな
男性のひげや、女性のVIOは、比較的回数が必要な場合が多いです。
ゆき
ゆき
毛が太いことが関係しているんですか?
はな
ナースはな
太い毛のほうが、レーザーの効果は高いんですよ。ただ、ひげやVIOは毛根の数が多く、毛の密度が高いんです。
ゆき
ゆき
そういうものなんですね。
はな
ナースはな
色が濃くて太くて目立つ毛から先に減っていくから、減毛感はすぐに感じられると思います。ただし、色が薄くて細い毛は、レーザーに反応しづらく、しつこく残ります。あまり目立ちませんから気にしない人もいますけど。ただ、完全な永久脱毛をお望みとなると、やはり相応の回数が必要になります。
ゆき
ゆき
なるほど。何回で終わります、と断言されるより説得力がありました。
つき
ドクターつき
患者様が満足のいくところまでやっていただければいいと思います。もちろん、なるべく少ない回数で終わるような努力はしており、それも先ほどお話した施術のクオリティに含まれるとお考え下さい。
ゆき
ゆき
なるほど。きっちりした仕事なら終わるのは早いというわけですね。
ゆき
ゆき
ところで、実際のレーザー脱毛の施術ってどのようなことを行うんですか?
つき
ドクターつき
以下でご説明します。

施術の流れ

  1. 施術前日に患者様ご自身で、脱毛を行う部分の毛を剃ってください。
  2. 皮膚表面の皮脂や汗などの汚れを落とします。
  3. 毛が十分に剃れているか確認し、必要に応じて追加で剃毛を行います。
  4. 肌の状態を確認し、ほくろやしみをテープで覆います。
  5. 潤滑と冷却のためのジェルを塗布します。
  6. レーザーの照射を行います。
  7. 照射終了後、ジェルを拭き取ります。
  8. 施術後の肌の状態を確認し、必要に応じて薬剤を処方します。
ゆき
ゆき
毛って自分で剃ってくるんですね。
はな
ナースはな
毛を剃ることは施術には含まれませんので、患者様ご自身で行うようにお願いしております。私たちにご依頼いただく場合は別料金となります。施術に十分な時間をかけるために、ご協力をお願いします。
ゆき
ゆき
術後に使用する薬剤ってどういう薬なんですか?
つき
ドクターつき
施術した部位の皮膚は、熱による影響を受けて全体的に腫れが出ます。その炎症を抑える塗り薬を使います。さらにダメージを受けた毛根部に雑菌が入り、毛嚢炎になるのを防ぐために、塗り薬や飲み薬の抗菌薬を処方する場合もあります。こうした処方が可能な点は、医療機関で脱毛を行う大きなメリットだと思います。すべての医療機関で行っているわけではありませんが。
ゆき
ゆき
アフターケアも万全ということですね。それは助かります。
ゆき
ゆき
ところで、ネットでいろいろ検索すると、脱毛の機器にもいろいろあって、「蓄熱式」と、「熱破壊式」の二つに分類されるんですね。実際のところ、どちらが優れているんですか?いろいろなクリニックのサイトを見ていると、自分のところにある機器のメリットばかり書いてあります。
はな
ナースはな
確かにそうですね。でも、両方ともそれぞれのメリットとデメリットが存在します。まずはこちらをご覧ください。

蓄熱式と熱破壊式の違い

蓄熱式脱毛:低いエネルギーのレーザーを連続して照射します。毛根を破壊するまでの強い作用はありませんが、毛乳頭に発毛を促す司令塔である、バルジ領域をじわじわと加熱破壊することにより、以後の発毛機能が停止します。

熱破壊式脱毛:高いエネルギーのレーザーを1回のみ照射します。毛乳頭や毛母細胞など、発毛にかかわる毛根細胞が、高熱により完全に破壊されることから、毛はすみやかに抜け落ちるとともに、以後の発毛が不可能になります。

レーザー脱毛には大きく分けて、新機種に多い「蓄熱式脱毛」と、従来型の「熱破壊式脱毛」があります。両者ともに広いシェアがあり、それぞれにメリットとデメリットが存在するため、一概にどちらが良いとは言えません。一般的に、蓄熱式はマイルドで痛みが少なく、肌への負担が少ないという特徴があり、熱破壊式はパワフルで多少の痛みは伴うものの、効果を実感するまでの時間が短いと考えられております。ただし、永久脱毛を目的とした長期的観点から考えると、両者の効果にさほど差はなく、むしろ毛質や肌質、脱毛を行う場所によって使い分けるのが理想的と言えるでしょう。

ゆき
ゆき
結構、しくみが異なるんですね。
はな
ナースはな
その通りです。最大の違いはレーザーのターゲット。つまり破壊する部分が違うということです。
ゆき
ゆき
それぞれに関して、先生、詳しく教えてください。
つき
ドクターつき
わかりました。蓄熱式は、比較的新しい理論に基づいた脱毛の方法です。それに対して、熱破壊式は、昔からある脱毛の方法です。
ゆき
ゆき
熱破壊式のほうが新しい方法なんですね。
つき
ドクターつき
はい。まずは、毛根の構造から簡単に説明します。先ほどのイラストを見てください。毛根には、毛を産生する毛母細胞と、それを栄養する毛乳頭が存在します。そして、毛根は皮膚の中では、毛包という組織に覆われています。
ゆき
ゆき
ぜんぶ聞いたことある言葉です。
つき
ドクターつき
永久脱毛を実現するには、毛母細胞と毛乳頭、この二つを壊してしまえばいいわけです。幸いにして、毛根内にはメラニン色素がたくさんあるから、高エネルギーのレーザーを当てれば超高熱になって、二つとも簡単に破壊されます。毛根も毛も破壊されてしまうでしょう。もはや何もなくなり、毛穴としても成立しなくなります。
ゆき
ゆき
荒っぽい方法ですね。
つき
ドクターつき
はい。その荒っぽい方法が、昔からある熱破壊式というものです。
ゆき
ゆき
熱により破壊、というわけですね。
つき
ドクターつき
そうした中で、そんな荒っぽいことはやめようと考える研究者が出てきました。熱破壊式は毛根周囲が高熱になるため、肌への負担や施術の痛みもそれなりにあるからです。
ゆき
ゆき
で、どうするんですか?
つき
ドクターつき
研究を続けているうちに、毛根周囲の毛包内に、バルジ領域という重要な器官があることが発見され、それを壊してしまうだけで、以後発毛は起きないということが実証されてきたのです。
ゆき
ゆき
バルジ領域という言葉ははじめて聞きます。なぜそんなことが起きるんですか?
つき
ドクターつき
バルジ領域は、毛乳頭に発毛の指令を出しており、この指令が途絶えると、毛乳頭は機能不全に陥ります。毛乳頭が栄養を与えないから、毛母細胞も毛を産生できない。つまり毛根全体が機能不全に陥り、発毛が阻害されるからです。
ゆき
ゆき
スマートな方法ですね。
つき
ドクターつき
バルジ領域だけを壊すには、高エネルギーのレーザーなんていりません。低エネルギーのレーザーを連続照射するだけで、毛根が暖められ、だんだんと毛包に熱が蓄積していき、バルジ領域は壊れてしまいます。これが蓄熱式という方法です。
ゆき
ゆき
熱を蓄積してバルジ領域を破壊、ということですね。
つき
ドクターつき
この方法であれば、熱による肌への負担は大幅に減少し、施術の痛みも少なくてすみます。ただし、毛根は破壊されていないので、いま存在する毛は、毛周期を終えて抜けるまでそこに居続けます。
ゆき
ゆき
なるほど。
つき
ドクターつき
でも、抜けたあと、再度毛が生えてくることはありません。なぜなら重要な司令塔のバルジ領域が欠損しており、発毛する機能が失われているからです。
ゆき
ゆき
つまり、蓄熱式脱毛は、次の世代の毛が生えてこない。それに対して、熱破壊式脱毛は、今の世代の毛を無くす、ということですよね。
つき
ドクターつき
まったくその通りです。
ゆき
ゆき
では、どちらの方式のほうが脱毛効果は高いんでしょうか?
つき
ドクターつき
永久脱毛を目的として、長期的に考えるのであれば、効果は変わらないと思います。一時的に毛が減った感じ、つまり減毛感が強いのは、熱破壊式のほうです。
ゆき
ゆき
確かに今の毛が無くなったら嬉しいですよね。
つき
ドクターつき
そのインパクトから、熱破壊式が効果が高いと表現される方が多いようですが、永久脱毛に必要な施術回数という観点から考えると、蓄熱式とさほど変わらない印象があります。
ゆき
ゆき
それぞれに、得意不得意な場面はあるんですか?
つき
ドクターつき
もちろんあります。こちらの表をご覧ください。
蓄熱式脱毛 熱破壊式脱毛
作用部位 毛包内のバルジ領域
→次に生えてくる毛を抑制
毛乳頭や毛母細胞など毛根全体
→現在生えている毛を破壊
対応する毛質

細く、色の薄い毛にも有効
あらゆる毛質に対応する

太く、色の濃い毛への効果が高い
細く、色の薄い毛への効果は乏しい
効果の実感

現在生えている毛を減らすのではなく、次に生えてくる毛を抑制するため、即効的な実感は乏しい

毛根に直接ダメージを与え、その毛がどんどん抜け落ちるため、目に見えて毛が減ってくる実感がある
脱毛までの時間

毛が自然に抜けるまでの期間として、3~4週間かかる

ダメージを受けた毛は、直後から2週間程度で抜け落ちる。
施術時の痛み

低エネルギーのレーザーを連続照射するため、痛みは少ない

高エネルギーのレーザーを照射するため、多少の痛みがある
施術時間

大型のレーザー照射スポットを用い、広い面積に毎秒数発を連続的に照射するため、広範囲の施術も短時間で終了する

小型のレーザー照射スポットをゆっくりずらしながら、1発ずつ照射するため、広範囲の施術は、相当の時間がかかる
安全性

毛根と毛包が徐々に蓄熱されていくため、肌への負担が少なく、やけどのリスクも低い

毛根に対して、強いエネルギーを一気に与えるため、誤った手技によるやけどのリスクがある
おすすめのパターン 肌が弱い
痛みが苦手
毛が細く、薄い
全身の脱毛
肌が健全
速やかに効果を実感したい
毛が濃く、硬く、量が多い
局所的な脱毛
ゆき
ゆき
これはわかりやすい。全然違うんですね。
つき
ドクターつき
見ていただいた通り、それぞれにメリットとデメリットがあり、得意な場面が異なります。両者を適材適所で使い分けするのが理想的です。
ゆき
ゆき
先生としては、どちらの方式がおすすめですか?
つき
ドクターつき
皮膚科医としては、肌への負担が少ない蓄熱式のほうが安心感はありますし、施術の痛みも少ないので、患者様にもおすすめしやすいと思っています。ただ、永久脱毛を実現する上で、熱破壊式が必要となる場面も確実に存在するため、甲乙つけるのは本当に難しいです。臨機応変に対応していく必要があります。
ゆき
ゆき
適材適所に臨機応変ですか。両方の方式がかんたんに切り替えできる機器があればいいのになあ。
つき
ドクターつき
そう思いますよね。
ゆき
ゆき
はい。
つき
ドクターつき
あるんですよこれが。
ゆき
ゆき
本当ですか?
つき
ドクターつき
見てくださいこれを。

当院採用機器

VENUS VELOCITY

(蓄熱・熱破壊複合型医療レーザー脱毛器)

世界60か国以上で多くのシェアを持つ、カナダのVENUS CONCEPT社の医療レーザー脱毛器(イスラエル製)です。マイルドなレーザーを高速で連続照射することで、皮膚へのダメージと痛みを抑えることが可能な「蓄熱式脱毛」と、パワフルなレーザーを単発で照射し、高い脱毛効果を実現する「熱破壊式脱毛」の両方に対応した、ハイブリッド型の最新現行機種です。二つのモードを使い分けることで、それぞれのメリットを活かした施術が可能となります。皮膚との接触面は常に5℃以下に冷却されており、照射時の痛みとやけどのリスクを大幅に低減するほか、3.5cm×2.5cmの大型のレーザー照射スポットの使用により、施術時間の短縮を実現しています。
ゆき
ゆき
すごい。死角なしですね。
つき
ドクターつき
そうです。業界で数少ないハイブリッド機となります。液晶パネルの操作により、蓄熱式モードと熱破壊式モードの切り替えが、瞬時に可能です。
ゆき
ゆき
看護師さんは施術をしてみて使い心地はいかがでしょうか?
はな
ナースはな
非常に扱いやすい機種です。肌が弱い方や、トラブルを抱えている方には、安全性を重視して蓄熱式モードを優先的に使います。男性の太くて濃い毛などには、パワフルな熱破壊式モードを使います。
ゆき
ゆき
施術中の痛みはどうですか?
はな
ナースはな
蓄熱式モードの場合は、チリチリした感触だけで、さほど強い痛みは無いように見受けられます。熱破壊式モードだと、輪ゴムではじかれるような痛みがあるようです。
ゆき
ゆき
私、痛みにはすごく弱いので、どうしても不安があるのですが。
はな
ナースはな
この機種は脱毛ヘッドの冷却能力が非常に優れているため、痛みが少ないのが特徴です。特に蓄熱式モードなら、ほとんどの方において痛みが問題となることはありません。
ゆき
ゆき
熱破壊式モードは、やはり痛みは強いんですか?
はな
ナースはな
個人の感じ方の違いもありますが、蓄熱式モードよりは強いと思います。ただ、熱破壊式モードで痛みが強すぎるという場合は、途中で蓄熱式モードに切り替えすることも可能です。
ゆき
ゆき
それはありがたいですね。
はな
ナースはな
痛みがご不安な場合には、施術前の麻酔クリームの使用も可能ですので、カウンセリング時にお伝えください。
ゆき
ゆき
それを聞いて安心しました。ほかにもこの機器の特徴はあるのですか?
はな
ナースはな
私が考えるこの機器のメリットをまとめましたので、ご覧ください。
ゆき
ゆき
よくわかりました。技術重視と言いつつ、機器にもすごいこだわってますね。
つき
ドクターつき
ありがとうございます。日本にもさまざまな脱毛器が輸入されていますが、現時点では、すべての患者様に柔軟に対応し、安心感の高い施術を実現するという点において、私はこの機器がベストだと考えています。
ゆき
ゆき
では最後に、先生のクリニックの特徴を教えて下さい。
つき
ドクターつき
当院は、肌が弱い方でも安心して受診していただけることを目的とした美容皮膚科です。安全性を確保した上で、高い効果を実現するために最も重要なこと。それは、施術のクオリティに徹底的にこだわることです。
ゆき
ゆき
「クオリティ」とは、具体的にはどのようなことですか?
つき
ドクターつき
レーザー脱毛に関して言えば、先ほどからお話してきたような、施術の技術や、機器の性能ということになります。施術というのは人が行う行為であり、その技術というのは、安全性や効果に直結する要素であるため、絶対に妥協できない部分です。
ゆき
ゆき
私もそれはすごく大事だと思います。
つき
ドクターつき
機器に関しても、海外製のものがほとんどとなっている現在、日本人の肌質に適合し、かつ、肌が弱い方にも安心して使用できるものは、限られているのが実情です。
ゆき
ゆき
安全性とか安心というワードが出ていますが、レーザー脱毛に関するリスクのようなものがあれば教えてください。
つき
ドクターつき
一番注意すべきなのは、やけどです。レーザー脱毛は熱を用いる施術であるため、機器のエネルギー設定や照射モードなどは、患者さまそれぞれの状況に合わせて、逐一調整しなければなりません。これには多くの臨床経験が必要になります。さらに、皮膚の状態をよく観察して、レーザーを当てることでトラブルが起きる可能性のある部分は、あらかじめ保護しておく必要もあります。
ゆき
ゆき
なるほど。施術後に先生が注意していることや、患者さんが注意するべきことはありますか?
つき
ドクターつき
施術後の肌は非常に敏感で、かつ感染がおきやすく、毛嚢炎になるリスクが高い状態にあります。当院では、それを予防するための薬剤を処方しています。さらに、術後の紫外線暴露は、しみなどの肌トラブルの原因にもなるため、なるべく控えていただく必要があり、それに関する患者様への指導を徹底しています。
ゆき
ゆき
リスク回避のためにやれることはすべてやる、ということですか。
つき
ドクターつき
その通りです。あらゆる美容施術にノーリスクということはありません。そのため、そのリスクをあらかじめ患者様と共有し、それに対して万全の体制をとることは、安全のために必要不可欠なことだと考えます。安全性を犠牲にして効果だけを追い求めることは、絶対に行ってはならないことです。
ゆき
ゆき
先生熱いですね。ほかに何かもっとなにか熱いことを伝えてください。
つき
ドクターつき
昨今、医療レーザー脱毛は、供給が需要を追い越し、もはや価格競争のような状態となっています。ただ、そのような風潮の中でも、コストよりもクオリティを重視し、それを求められる患者さんも多くおられます。私たちはそのような方にご満足いただけるような施術を心がけております。当院の施術の特徴として、以下をご覧ください。

当院の施術の特徴

①安全性と効果の両立

~医療機関が行うレーザー脱毛~

患者様の施術を行うのは、皮膚科の臨床経験を多く有する医師や看護師のみです。高出力の医療用レーザー脱毛器を使用するため、他の方法に比べて効果が高く、より少ない回数での永久脱毛が期待できます。患者様の安全を第一に考え、肌への負担を極力抑えた施術を行います。

②丁寧なカウンセリング

~患者様の同意の上での診療~

施術前に十分なカウンセリングを行い、患者様のお悩みとご要望を聴取いたします。施術の効果、必要な回数、ダウンタイム、リスク、費用などに関する詳細なご説明を行い、患者様の文書による同意の上での施術を行います。カウンセリングは可能な限り、施術に携わる看護師が行います。

③高性能ハイブリッド脱毛器を使用

~痛みの少ない施術を実現~

施術部位や毛質・肌質に合わせて、蓄熱式と熱破壊式の切り替えが可能な、ハイブリッド脱毛器を採用しております。さらに、レーザー光の熱量・照射エリア・照射回数など、機器の設定を細かく調整することで、高い脱毛効果を維持しつつ、肌へダメージを抑え、痛みの少ない快適な施術を行います。

④高度な施術技術

~肌のプロによるていねいな施術~

脱毛の効果は、機器の性能以上に、施術者の技術に大きく左右されます。必要な部分に正確に、決められた回数を過不足なく照射する技術が、照射過多によるやけどや、照射不良による再発毛などのトラブルを防ぎます。皮膚科の臨床経験を十分に有し、当院独自の厳格な研修を修了した者のみが、施術を行います。

⑤明瞭な価格設定

~わかりやすい総額表示~

当院の表示価格は、初診料、再診料、施術料のすべてに加え、処方する薬剤の費用も含む総額表示となり、特別なご要望がない限りは、追加の費用は一切かかりません。ただし、術前の剃毛は患者様にお願いしており、施術には含まれませんのでご注意ください。当院の施術はすべて、自由診療となります。
ゆき
ゆき
すべて納得しました。
つき
ドクターつき
脱毛とはいえ、大切な肌にも大きくかかわることですから、よく考えて決めてくださいね。なにかほかにご質問はございますか?
ゆき
ゆき
うーん。あるような無いような。
つき
ドクターつき
以下によくあるご質問をまとめておきましたので、よろしかったらご覧ください。
ゆき
ゆき
わかりました。本日はどうもありがとうございました。
つき
ドクターつき
こちらこそどうもありがとうございました。
はな
ナースはな
ありがとうございました。

よくあるご質問

Q施術中の痛みに関して

痛みの感覚には個人差があるほか、毛質や照射部位によっても異なりますが、無痛ではありません。輪ゴムで弾かれるような感覚、響くような感覚、熱い感覚などがありますが、当院では、痛みが少ない医療用最新機器を使用し、患者様の許容範囲内の痛みとなるよう出力を調整して施術を行いますので、ご安心ください。それでも痛みが心配な場合には、麻酔クリームの使用もご提案可能ですので、お申し付けください。

Q施術の必要回数に関して

大半の方には、初回の施術から減毛感を実感していただけますが、1回の照射で反応する毛は全体の1~2割程度ですので、永久脱毛を目的とするなら、6回から10回程度の施術が必要となります。皮膚の状態がデリケートであり、出力を落として照射する必要がある場合、脱毛効果は低下しますので、さらなる回数が必要となる場合があります。

Q施術間隔に関して

一般的な部位の場合は2か月、男性のひげは1.5カ月の間隔を空けていただいております。毛周期に合わせた照射を行うことにより、より効果的な脱毛が行えますので、ある程度、次の毛が生えてきてから行うことをお勧めします。

Q施術部位に関して

男性の陰部を除き、全身に施術が可能です。

Q施術時間に関して

施術する部位と範囲によって異なりますが、参考として、顔全体は60分。男性のひげは45分。両脇は30分。女性のVIOは60分。全身を行った場合は120~150分です。

Q患者様が行う施術前の準備に関して

施術部位の保湿を心がけ、日焼けを避けてください。施術日前日に、患者様ご自身により、施術を行う部分のシェービングをお願いしております。皮膚科治療や肌のケアのために外用薬の塗布を行っている場合は、一時的に中止が必要となる場合がございますので、事前の指示に従ってください。

Q施術後のダウンタイムと注意点に関して

通常は、その日のうちに消失する軽度の赤みと腫れが出現する程度で、施術後すぐにメイクが可能です。部分的な毛根の黒ずみや、毛嚢炎による腫れや凹凸が生じる場合がありますが、数日~1週間程度で改善もしくは消失します。術後の消炎鎮痛と感染予防のため、薬剤が処方された場合には、指示通りにご使用ください。施術後1週間程度は、保湿を心がけ、強い日焼けは避けていただく必要があります。

Q男性への施術に関して

陰部を除き、全身どの部位に対しても施術が可能です。ひげ脱毛は特にご要望が多いメニューです。

Q未成年者への施術に関して

未成年の方でも施術を受けていただくことは可能ですが、カウンセリング・施術ともに、保護者(父母などの法定代理人のみ)の同伴を必須とさせていただくほか、診療契約書に保護者のご署名をいただきます。なお、第2次成長期を過ぎていない時点で完全脱毛を行っても、成長とともに再び発毛が見られる可能性がありますことをご了承ください。

Q月経中の方への施術に関して

VIOと臀部の施術は、タンポンを入れていたとしてもお断りさせていただきますが、その他の部位は可能です。月経を理由とした予約変更は可能ですので、お申し付けください。

Q妊娠中や授乳中の方への施術に関して

妊娠中や、産後3か月以内の方への施術は、安全面での理由から、すべての部位においてお断りさせていただきます。産後3か月以降の授乳中の場合、胸部を除き施術は可能です。

施術における
注意点とリスク

  • 当施術は、美容を目的とした健康保険適用外の自由診療となります。
  • 表示の価格は、総額表示となり、初診料・再診料・施術料などの追加費用はかかりません。施術後に必要な薬剤の費用も含まれております。ただし、患者様の皮膚の状態や、他の施術のリクエストの有無によっては、金額に変動がある場合があり、その際にはカウンセリング時にお伝えいたします。術前の剃毛をお忘れになり、当院に依頼する場合には、別途費用が発生いたします。
  • 表示の価格は、機器や資材、薬剤の価格変動や、キャンペーン価格やモニター価格の設定などにより、予告なく変更させていただく場合がございます。
  • 妊娠中、もしくは産後3か月以内の方は、安全性を考慮し、すべての部位の施術を行うことができません。また、授乳中における胸部の施術と、月経中におけるVIOや臀部の施術は行っておりません。未成年の方への施術は、保護者(父母などの法定代理人)が同伴の場合にのみ承ります。
  • 当施術により、術中・術後の痛み、赤み、腫れ、やけど、かさぶた、術後感染による毛嚢炎、一時的な増毛などが生じる場合があります。当院では施術前にすべてのリスクに関する説明を十分に行い、患者様の文書による同意の上での診療を行っております。
  • 施術にあたって、安全面におけるリスクが高い、または美容面におけるメリットが少ないと予想される場合は、お断りさせていただく場合がございます。
  • あらゆる美容医療の効果には個人差があり、かつその評価は主観的な考えに基づいて行われます。当院ではカウンセリングを十分に行い、患者様との合意に基づいた診療を心がけておりますが、その効果に関する保証は致しかねるとともに、主観的な印象からのクレーム等には一切応じかねますことを、あらかじめご了承ください。
  • 当施術にて使用するVENUS VELOCITYは、日本における医薬品医療機器法上の未承認医療機器となり、VENUS CONCEPT社より、医師が個人輸入したものです。同一の性能を有する他の国内承認医療機器等はありません。VENUS VELOCITYは、永久脱毛および減毛の効果に関して、米国FDAとカナダ保険省の認可を受け、さらにEU加盟国における安全基準を満たすCEマークを取得しております。諸外国において、当機器に起因した有害事象の報告は現時点ではありません。こちらのページもご参照ください。

診療科

美容皮膚科・皮膚科
アレルギー科

診療時間

月~金:10:00-13:30 15:30-19:00
土曜日:10:00-14:30
診療終了時間の30分前に受付終了
完全予約制

休診日

日曜・祝日

住所

〒101-0021
東京都千代田区外神田 6-14-2
サカイ末広ビル7階

電話番号

03-5812-4517

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    ※当院の診療業務と関連の無い内容、たとえば営業メールなどには一切対応はいたしませんので、ご遠慮ください。